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週明け4日の東京株式市場は、前週末の欧米株高を好感して取引開始から買いが先行し、日経平均株価(225種)は一時、100円を超えて値上がりしたが、次第に上げ幅を縮小した。
終値は前週末比10円50銭高の9718円89銭と2営業日ぶりに上昇した。
東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は2・87ポイント低い859・75。東証1部の出来高は約25億3000万株だった。
東京電力株(東証1部)は、取引開始直後に前週末比15円高の464円まで上昇した後、同15円安の434円まで値下がりするなど午前は上下に大きく変動した。午後からは小幅な値動きで推移し、終値は同7円安の442円だった。
4日の東京株式市場は後場に入りさえない展開となった。3月米雇用統計の改善を受けた米国株高や円安から買い先行の展開に、日経平均株価は朝方には9800円台を回復する場面があったが、後場に入り上げ幅を縮小。大引けの日経平均株価は前週末比10.50円高の9718.89円の安値引けとなった。小反発。TOPIX(東証株価指数)は後場に入りマイナス転換し続落した。東証1部の出来高は25億3001万株とさらに減少した。売買代金は1兆3868億円と売買エネルギーは期末越えで低下傾向となっている。
特に新規の材料が出たわけではないが、戻り一服感が出ている。外国人や一部個人が買いを流入させているものの、上げ材料にも乏しい。東京市場で午後に入り円安が一服気味となったことも日本株への買いの手を鈍らせた。
国内証券では、「原発事故の推移を睨みつつ、やや方向感の乏しい展開」を想定している。「震災による生産活動への影響拡大が懸念されるものの、災害復旧が進み落ち着きを取り戻しつつあることや原発不安が再生可能エネルギーへの関心を高めるなど、マーケットはリバウンド一巡後の選別物色の流れが徐々に強まりつつある」としており、震災直後の日本株全体を買う動きから選別物色の流れが今後、強まりそうだ。同証券のテクニカル分析では、「日経平均は25日移動平均や1万円が上値として意識される」としている。下値は日足一目均衡表基準線の9498円や22日に空けた「窓」9275円を指摘している。
一方、別の国内証券では騰落レシオがまだ警戒レベルに達していないことから「今週も続伸する余地はある」としている。ただ、「地震と津波によってファンダメンタルズ激変したことは間違いないため、3月14日の下げを帳消しにして1万円台を回復をするのは時期尚早」としており、当面上値の重さが意識される可能性がある。
東証1部の値下がり銘柄数は1015。東電 <9501> が下げ、メガバンクが軒並安。ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> ソニー <6758> が下げ、ソフトバンク <9984> 、三菱地所 <8802> が軟調展開となった。三菱ケミカル <4188> も利益確定売りに安い。
半面、値上がり銘柄数は541。三菱商事 <8058> 、三井物産 <8031> が買われた。ファーストリテイリング <9983> や東京海上 <8766> が堅調展開となった。復興関連の不動テトラ <1813> が引き続き物色された。(編集担当:佐藤弘)
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週明け4日の東京株式市場は、外国為替市場での円安傾向を好感する一方、行方の見えない原発問題などが重しとなり、日経平均株価は2営業日ぶりに小幅反発したが、この日の安値で取引を終えた。
日経平均の終値は前週末比10円50銭高の9718円89銭、東証1部市場全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は続落し、同2・87ポイント安の859・75。
この日の東京市場は、前週末の米国や主要な欧州の株価が軒並み高かったことに加え、外国為替市場で、円がドルやユーロに対して安くなっていることを好感。輸出関連銘柄を中心に買いが先行し、一時100円高の9808円まで買われた。
しかし、買い一巡後は東京電力福島第1原子力発電所問題の先行きが不透明なことなどから上値が重く、午後に入ってからは、先物にもつられる形で上げ幅をさらに縮小した。
市場では「震災後の急落からここまで上昇してきたことで、欧米の株価と同様に、日本株にも過熱感、高値警戒感が出ている」(大手証券)との指摘があった。
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