長距離の旅行には値段の安い夜行バスを利用してみたい

私は京都が大好きで、今まで何度か旅行で行ったことがあります。全て電車や新幹線を利用して出かけているのですが、今度行くときは夜行バスを利用したいと考えています。もちろん新幹線で駅弁を食べながらのんびり行くのもいいのですが、夜行バスは疲れると聞きますが、値段がとても安いからです。それに一度どのようなものか体験したいと考えています。
今は高速バスが安いのですが、最近はポイントサイトでポイントを稼ぐことでこうした費用を捻出しています。複数のポイントサイトに参加しています。すでに会員になっている旅行サイトやお買い物サイトから買い物をして、2重にポイントがもらえるので、結構早くたまります。このおかげで高速バスのきっぷを買うことができました。
 人生で最もつらいことは何だろう。大きな失敗、競争での敗北…次々と頭をよぎる。それらの中でも、大切な人との死別をしのぐものはそう多くはない。闘病の末の死と直面するのもつらいけれど、まさかの、突然の別れを強いられることほど残酷なものはない。東日本大震災では、そうした突然の死別を強いられ、悲嘆に暮れる人が無数に生まれた。

 「目も耳も口もふさがれて、水の中に沈められたような…。苦しくて苦しくてたまりませんでした」。岩手県釜石市の主婦、千葉匡美(きょうみ)さん(45)は宮城県石巻市に住む両親を津波で失った。震災の夜、夫と長男とともに実家に車を走らせたものの、行く手を阻む水に引き返すしかなかった。

 電車と徒歩でたどり着いたのは3月14日。かろうじて残った家の中で母を見つけた。眠っているような穏やかな顔。首に携帯電話がかかっている。顔の泥をホースの水で洗い流し、抱きしめた。父の姿はなく、何日も後に遺体安置所でようやく“会え”た。

 時がたつにつれ、千葉さんをとらえていったのが、「何であのとき引き返したのか。水の中を泳いででも助けに行くべきだった」という思いだった。

 大事な人と死別すると、心がまひしたような感覚やパニック、やり場のない怒りや恨み、そして自責の念が起きる。「サバイバーズ・ギルト」(生存者の罪悪感)と呼ばれる感情だ。特に一瞬で生死が分かれる経験をし、生き延びた人に生じる思いを指すという。

 いつごろから使われ始めた言葉なのかはっきりしない。ナチス・ドイツのホロコースト(大量虐殺)を切り抜けて生き残った人たちに多くみられた、と指摘されている。戦争、テロ、災害、事件、事故、自殺…。日本では阪神大震災やJR福知山線脱線事故などで知られるようになった。

 ◆体験を話す、聞く

 すがる思いで千葉さんが訪ねたのが、仙台グリーフケア研究会(代表・滑川明男・仙台市立病院救命救急部医長)が主催する「わかちあいの会」だった。

 グリーフとは「悲嘆」「深い悲しみ」を意味する。遺族同士が体験を語り合うこの会では、ファシリテーターと呼ばれる進行役のもと、参加者は円形に並んだ椅子に座り、順番に自分の体験や思いを話す。ここで話されたことは外部にもらさない、人の話をさえぎらない、評価や自分の体験との比較をしない、などのルールがある。ただ聞くだけでもいいし、途中退席も可能だ。無理に本名をいう必要すらない。

 これだけか、といわれるかもしれないが、会への参加が苦しみであふれそうになった心に作用を及ぼすことも多い。初めて胸の内を吐き出した千葉さんは「両親の死は私の力不足でなく、どうしようもなかったことではないか、と少し思えるようになった」と話す。

 「残念ながら、死別の悲しみには特効薬も万能薬もありません」と20年以上ファシリテーターを務める、全国自死遺族総合支援センター代表の杉本脩子(なおこ)さんはいう。「それでも」と彼女は続けた。「会に参加し、他の人の話を聞くと、『こういう受け止め方もあるのか』と視界が開くように感じるときがある。視野が広がると、考え方の選択肢が増え、やがて生きる力につながっていくのでは」

 ◆復興との乖離

 むき出しの鉄骨の下にいくつもの花束が供えられていた。宮城県南三陸町の防災庁舎跡。押し寄せる津波の中、町職員の遠藤未希さん=当時(24)=が防災放送で最後まで町民に避難を呼びかけ続けた場所だ。その南三陸町の避難所で6月19日、「わかちあいの会」が開かれた。会には3家族が訪れた。

 妻を亡くした佐々木健吾さん(43)も子供の前では封印していたつらさを吐き出した。「復興といわれても心が前に進まないけど、参加して本当に良かった」。震災から時がたち、周囲との格差が見えてくるこれから、グリーフケアは重要さを増す。滑川代表は「仙台に来られない人が大勢いる。今後も必要な地域に出かけます」という。

 心に大きな悲しみを抱え、サバイバーズ・ギルトにさいなまれる日々は、一日をやりすごすにも大変なエネルギーを使う。早く立ち直って、などというつもりはない。苦しむ心も含め、丸ごと自分自身を大切にしてほしい。詩人の堀口大学はこんな言葉を残している。「心こそ、死ぬことのない命」(長戸雅子)

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